遺産相続で必要な手続きの流れ

遺産相続で必要な手続きの流れ

相続は、故人が死亡した日から開始し、故人は「被相続人」といい、財産を引き継ぐ親族は「相続人」という関係になります。

大まかな流れとしては・・・

・死亡者の本籍地、死亡地または届出人の住所地または所在地の市区町村の役所に、7日以内に死亡届を提出します。

・被相続人(故人)の意思を表す遺言書の有無を確認します。その状況により、相続人や相続分が変わります。

・戸籍謄本などを調査して、相続人を確定させます。

・預貯金、不動産、債務、有価証券などを調査して、相続財産を確定させます。

・相続の開始から3カ月以内に、相続するかしないかを決めます。

・遺言書が無い場合は、相続人全員で「遺産分割協議」を行います。なお、話し合いがまとまらない場合は、家庭裁判所による遺産分割調停・審判で解決をします。

・遺産分割協議書に署名、押印をします。

・不動産の相続登記、相続財産の名義変更を行います。

というような流れとなります。

実際に当事務所へご相談が多いのは、亡くなって後に「どうしたらよいのかわからない」という内容です。

お一人では解決が難しい内容なので、札幌で相続・遺言書や不動産登記に関するご相談は、萩原司法書士事務所までお気軽にお問い合わせください。

~萩原司法書士事務所 相続・遺言専門サイト~

より相続や遺言に関する事を知りたい方は、こちらの専門サイトをご覧ください。

相続に関する基本知識や、不動産の相続、生前贈与についてなど様々な情報を掲載しております。

http://hagiwara-souzoku.com/

相続・遺言に関連する記事

生前贈与を受け、相続時精算課税制度を利用する方への画像

生前贈与を受け、相続時精算課税制度を利用する方へ

 相続時精算課税を利用する方は、管轄の税務署に対し、申告書を提出する必要がありますが、申告期間は、贈与の行われた年の翌年の2月1日から3月15日までです。一日でも過ぎると、相続時精算課税制度を...
法改正により、2024年4月から相続登記が義務化されます!!の画像

法改正により、2024年4月から相続登記が義務化されます!!

相続が発生し、不動産の名義が亡くなった方のままになっている場合、相続人に名義を変更する手続き(相続登記手続き)が必要です。
ただ、そのままご家族が住み続ける等、名義を変更する必要が無ければ、亡く...
お盆は、相続について話し合いをしましょう!の画像

お盆は、相続について話し合いをしましょう!

お世話になっております!久しぶりの更新です。。お盆が近付いて来ましたが、お盆休み、夏休みを利用し、帰省等で家族と顔を合わせる機会がある方が、多いのではないでしょうか。今年は、新型コロナウィルスが...